| | |
蘇州の町から、西南へ42kmものいなか道を渡ると、太湖という大きな湖(琵琶湖なんて比じゃない大きさ)にぶつかります。 | 平坦な風景ですが、夕日は最高なんですよ。また、蘇州料理とはこの太湖で採れる魚介類を使用するのですが、おいしいので機会がございましたら、是非試してみてくださいませ〜♪ | 車では山の途中までしか登れません。お茶の畑までは歩いて行きます。太湖の東山半島と言うところでピールーチュンは採れます。。この山は果樹や花が多いので、通称、花果山とも言われています。さてさて、もう少しでピールーチュンに出会えます。 |
| | |
| | |
さぁ、ピールーチュンの畑に着いた!・・・えっ??ここはミカンの畑じゃないの?なんて言われちゃいそうですが、ピールーチュンは茶園で生産されるのではなく、果樹の下生えとなっている茶の木から採れるんです! | 茶の木の上には梅、ビワ、みかん、桃などの甘い果物を持つ木が植られます。夜に果物の甘み成分が空気中に流れ出し、それが茶に宿るんです。黄色のマルがピールーチュンです。(注)間違い探しではございません。 | ピールーチュンは春にのみ摘みます。しかもお茶の芽ばかりを使うため、500gのピールーチュンを作るためには6〜7万もの芽を必要とするそうなのです。 |
| | |
| | |
ピールーチュンがまだ無名茶だった頃、清代の皇帝の康熙帝(こうきてい)は、「なんと、この香りに殺されそうだよ」っと言ったそうです。それ以降、ピールーチュンは緑茶の最高級品として出回るようになりました。
こちらは梅の木の下に茶が生えている様子です。 | ピールーチュンの芽です。小さく、スズメの舌に例えられます。 | これがピールーチュンの茶の花です。カワイイ♪ |
| | |
| | ←こちらは当店が契約している農家でピールーチュンのテイスティングをした時の写真です。
ピールーチュンは清明節(春4月5日)の頃にしか摘みません。とても貴重です。 しかも、階級にすると7階級まであります。左のような長いグラスでティスティングをして選びます。やはり階級によって甘さが大きく異なります。 |
これがピールーチュンの実です。 | |
| | |