烏龍茶のふるさと 武夷山(ぶいざん) 初日

(2001.11.福建省・武夷山 電脳茶師)




武夷山(ぶいざん)空港!夜到着!

透きとおる空気、すがすがしい風、神々しい趣き、やって来ました鳥龍茶のふるさと、武夷山(^0^)何度来ても興奮します。なんだか不思議と懐かしいような、何かが起きそうな、そんな予感でいつもドキドキです!
武夷山はアモイや福州から飛行機で来れるようになったので、結構オススメの観光スポットなんですよ。世界遺産にも指定されたばっかりで人気急上昇!オリコン初登場10位以内間違いなし!その景色はドラゴンボールの世界だ!桂林の船下りよりも、武夷山のいかだ下りの方がスリリングだし、ダイナミックな景色が堪能できます。みんなも是非遊びに行ってみてください♪

さぁ日本人のみなさん、武夷山(ぶいざん)でブイブイ言わせましょう(^^)v
え?日本の恥じをさらすなと!?


今回私の武夷山の出張をサポートしてくれた3人の仲間達!彩香的「西遊記」です。
左から「超、気が利く」サゴジョー・通訳のテイさん
「自分、不器用っすから・・・」の孫悟空こと、真面目なチンさん。
「気は優しくて力持ち〜♪」のチョハッカイは、運転手ヤンさん。そして我らが三蔵法師に店長天野が大抜擢!!
・・・す、すいませんm(_ _)mまたまた失礼なこと言って・・・・反省してます。
武夷山が誇る、素晴らしきチャイニーズジェントルメ〜ンでございます!わざわざ私ごときを迎えに空港まで来てくれて、本当に多謝多謝!
でも、ホントいい方々で。また、チンさんは武夷山のお茶の貿易を統括されている、すっごいエライ方なんですから。
 

対中ビジネスでは一緒に食事が基本です!

上の写真を見て下さい!ここから好きな食材を選ぶんです。
アモイは海の幸が有名だったけど、こちらは山の幸!さっき釣れましたっていう川魚や、採ったばかりの泥つきの竹の子、武夷山での生活は相当原始的!?昔にタイムスリップしたみたいで、なんだか人間の本能が目覚めそう!?

ここで沈さんが口を開く。
「日本に入った烏龍茶、イギリスに入ったTEA、台湾に受け継がれた鳥龍茶、全て武夷山が始まりで、武夷山が世界のお茶の原点です!」
沈さんのお茶に対する思い、はっきり言って熱いっす。沈さんは武夷山のお茶については、どこの畑のどの岩茶がどんな味と香りか、ほぼ把握しているっていうからすごいです!

ところで食材をもうちょっと近くで見てみましょう。ワ〜イ♪(2カメさん寄って下さ〜い)
みなさんに【問題】です、上の写真の食材は何だか分かりますか?

【ヒント】、中国では4本足のものはイス以外、飛んでるものは飛行機以外、全部食べちゃうって言います。

【答え】一番左は「カエル君」です。真ん中はウサちゃんやタヌッキー君達が入っている檻。そして極めつけの一番右は「ブーブー君」の足です。いやはや〜、これから魔女の宴が始まるんかいな〜。食欲も失せるっちゅ〜ねん!


食欲が失せるのもわずか数分・・・・。モグモグモグ・・武夷山料理ってば、めちゃウマ、はまりまくり。

でも、それも納得かも。なぜなら武夷山には化学工場が一切無いんです。まさに大自然の恵み!素材が活きてる!武夷の赤い岩土と澄んだ水、そして新鮮な空気が詰まった大自然の恵みの料。味付けが普通だろうと、めちゃうまい!
魚がめっちゃ魚な味(意味不明)で竹の子が超竹の子なんでもの!さすがは4千年の歴史(おそらく関係ない)。本当に美味しかった〜(^0^)
武夷山の料理は味付けも薄めで上品で、日本人の趣向によく合います。

さっ次はスープ、スープ〜♪う〜ん、いい香り。う〜ん、デリシャス〜♪これは魚かな?
ん?(@@)なんだか手のような形?何だこれ?もしかして、いや、やっぱり、もう、間違いね〜べさ。
さっきの「ゲロッゲロッ君の手じゃないですか!?」
はははっ、私のお腹の中で3匹くらいでカエルの合唱をしている計算になります。うっ、なんだかお腹の中で跳ねてるような。カエル3匹が。。。

ここで皆様に恒例の豆知識〜♪
中国での乾杯というものを知って頂きたい!

乾杯とは杯を乾かすと書きます。もちろんその言葉の発祥地、中国では一気飲みです。中国での接待の1つの形なのです。
「天野さん乾杯(カンペイ)!」
「チンさん乾杯」
「お茶に乾杯!」
「武夷山に乾杯」等々・・・・

よせばいいのに、くだらない意地とプライドが私をかき立てます。「負けてたまるか!草の根、日中交流は俺にまかせろ!」ってなわけで飲みまくり(@@)/ 大和魂見せましょう〜♪

(注)一気飲みは禁止されています。絶対に真似してはいけません!


珍夜特急  〜彩香の買い付け日記〜
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