台湾茶器のメッカ 鶯歌(インクー)

(2001.12.台湾・鶯歌 電脳茶師)


みなさん、おはようございます。台湾出張も今日が最終日です\(^o^)/
今日は鶯歌(インクー)という台湾最大の陶器の町へ行ってきま〜す。 この茶器の産地、なんといっても名前が素敵でしょう〜♪漢字で鶯の歌(ウグイスの歌)って書きます。

今回の鶯歌の出張、店長天野が出張に派遣されることになったのは、思い起こせば、この素敵な名前がきっかけなんですっ・・・!
The song of Bush warbler


<実は・・・こんなプロローグが・・・・。>

仕入れは当店にとって最も大事な業務の一つなので、海外出張に誰が行くかは、週一回の作戦会議で大事な議題としてみんなで決めます。今回の出張は台湾のたくさんの作家さんの工房を訪問予定でしたので、コミュニケーションが上手な(中国語が堪能な)ラオバンが担当することに最初はなっていたのですが・・・。

作戦会議@彩香から
ラオバン「どうやら、台湾の有名な作家さんの工房は鶯歌(インクー)っていう田舎町に集まっているみたいなんだよ」
ヤマ「鶯の歌って書くんですね。なんだか素敵な名前ッスね(~▽~@)」
店長「うっ、鶯の歌(うぐいすの歌!)・・・・(@_@/)鶯の歌って、どんな音色なんだろ???一度でいいから鶯の歌って聴いてみたいぞヨ!!」 「鶯歌(インクー)の出張は俺が行く!お願い俺に行かせて!!いや俺しかいね〜べ!?鶯がさえずりながら俺を呼んでいるぜぃ♪」
(僕はピンと来た・・・今回の出張絶対に何かあると。鶯だけに鳥肌が立った(^^;))

ラオバン「店長、中国語話せるようになったの?」
店長「春に出張に行った時仲良くなったツートンルー(茶芸館)の友達が多分通訳してくれるから大丈夫だよ!」
ヤマ「そっか、その子、日本語しゃべれるんですね。バッチリじゃないっスか?」
店長「いや、日本語はしゃべれないんだけど・・・。どうにっかなるっしょ!」
ヤマ「なるっしょって・・・(^ー^; それじゃ・・通訳じゃないじゃん(^^;」
店長「あっ、出張だから、チケット代とホテル代ちゃんと出してね・・・」
ラオバン&ヤマモト「しょうがね〜なぁ ・・・。


というわけで、反対するスキを与えず、店長天野はH○Sに台湾行きのチケットを予約しに行ったのです。 こうして彩香名物!?アポなし!による「とりあえず、行ってみてから考えんべ!!」っていう店長の買い付けの旅!!今回のターゲットは鶯歌(インクー)となった。


台北の駅の近くの繁華街台湾旅行は台北の駅の近くが便利
春の台湾出張で仲良くなった茶芸館ツートンルーのお姉さんが通訳してくれました鶯歌は列車で行きます。ひたすら寝ます(ーー)..。zZ Z
 



鶯歌(インクー)到着

無事、鶯歌に到着いたしました!!
さて、ここからがバイヤーの腕の見せ所!僕の夢は彩香で中国茶の香り【彩香(さいか)】を日本のみんなに紹介する【IT(愛TEA)革命】
プロジェクトを成功させ、ペットボトルを撲滅させること!
彩香な中国茶の香りを堪能するにはもちろん茶器も必須だ! 小売店ではなく、窯から直接、誰でも作れる作品ではなく、作家さんの愛のこもったオンリーワンを!
もちろん、鶯歌にこの人あり!といわれるような窯や作家さんと取引をしたい!自分の会社の仕入れの量や会社の規模なんかに合わせて遠慮したりするという日本人的考えは大嫌いだった。
いつものように強気で超が付くような有名な作家さんをバシバシ、訪問していって。。。

「うちの窯では年に一回しか焼かないよ〜!」とか「うちの最小ロットは1000個からだから」なんて門前払いもたくさんありました。。。
それにも懲りず、「僕と一緒にインターネットで日本に中国茶革命を起こしましょう!」と叫ぶしかなかったです。
某有名な茶壷の作家に「新しい茶壷の開発で忙しい・・・」と断られたら、茶壷の作品を育てる前に僕を育ててください!」と無理なお願いをしていたり・・・。

門前払いも多かったですが、私が持っていった「当店が取材された雑誌」を見せて、一人の若い職人さん李さんが目を輝かして言ってくれました。「君たちは中国茶の革命児だ!!」(イエス!!ザッツ ライト!!WE MAKE REVOLUTIONS)

こうして、その人がお店と工場を案内してくれました。


珍夜特急  〜彩香の買い付け日記〜
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