小林 | 「天野さん、あれが国営の安渓の茶葉工場!」 |
アマ | 「へぇ〜、アノ有名な・・・。確か昔のサントリーのCMで、何百人もの白衣を着た女工さんたちが茶葉の選別をしていたの、あそこだよね?」 |
小林 | 「昔は全ての鉄観音をここで作っていたんだよ。うちの先祖も昔はここで働いていたんだ。今は思い通りにやっているけどね。国営工場は今でもお茶を作っているけれど、味や香りは良いとは言えないね」 |
アマ | 「なるほど、中国は共産主義だから色々あるんだろうねー」
「あっ、あっちでは茶葉を日光に当てているね!(@、@)ノ あれ、日光萎凋(にっこういちょう)っていうんだよね」 |
小林 | 「そうそう。日光にあてて、茶葉の発酵を促すんだ。茶摘のピークになったら、そこらじゅうが茶葉の絨毯さ!」 |
アマ | 「そうだ、もうそろそろ秋茶だよね!鉄観音は秋茶が有名でしょ?」 |
小林 | 「そう、今作っているのも秋茶だ!でも一番いい時期は、あと一ヶ月後の9月くらいだよ」 |
アマ | 「よし、9月になったら、彩香でも『鉄観音秋茶企画』しようっと!」 |
小林 | 「それじゃ〜天野さん、一気にうちの畑まで登っちゃおう。のんびりしてたら、茶摘が終わってしまうよ」 |
アマ | 「ほーーい(^▽^*)丿」 |