林 | 「鉄観音の茶樹は殆どが若いものなんだ。9年くらい経ったら、もう茶樹を植え替えていくんだ。で、2〜5年くらいの茶樹が一番いいお茶になるんだよ!この目の前のは1年目のものさ」 |
アマ | 「へぇ〜、一年なのに立派な茶樹なんですね〜」 |
林 | 「ほら、あちらをご覧。今秋茶の茶摘をしているんだ」 |
アマ | 「ホントだ!あんな小さな子でも茶摘をするんですね!」 |
林 | 「安渓の人はみんな茶業に従事しているからね。シーズンになると、女性も子供も、一家総出で茶摘だね」 |
アマ |
「よし、俺も茶摘にチャレンジ!」
「鉄観音って、結構葉が強いんですね・・・。林さん、鉄観音は一芯三葉、芽から三枚目の葉まで摘むんですよね?」 |
林 | 「作る茶葉によって違うよ。例えば観音王は、芽の辺りばっかり使うし、芯は全て取り除くしね。 天野さん、せっかく安渓まで来たんだ。本に書いてあった事なんて忘れて、色眼鏡なしで鉄観音を見て帰りなさい。きっとたくさんの事がわかるから。さぁ、次行くよ!」 |
アマ | 「ふぁ〜い・・・・。鉄観音の世界、奥深すぎ(´〜`;)」 |