(2003.2.中国・宜興 電脳茶師)
アマノ「何で、茶壷作りをはじめたの?」 李さん「そりゃ、自己満足ですよ!楽しいから! それで、茶壷っていうものを深〜いところまで 追求していくと、気がついたら、多くの人に 伝わる作品になっていたんだよね!!」
なんて言いながら楽しそうに、焼き釜やら、土やらを見せてくれました! しかしそのおじさん、日本に帰ってから分かったのですが、宜興で最も有名な作家さんの一人、李昌鴻さんという方でした。←マジビックリです(^_^;
李昌鴻さんは、香港やドイツで何度も賞を獲得し、「工藝美術大師」にも認められたスンゴイ方だそうです。 それまで作家モノの茶器って、なんだか大げさな装飾ばかりが付いていて、実用に向かなそう・・・・。 なんて思っていたけど、自分の心がえらい狭い事に気づきました・・・。 「一つ一つの商品に命を!」 お茶でも茶器でもそうだけど、モノづくりが楽しくて楽しくてしょうがない人が、魂込めて作ったものは、存在感が違うんだぜぃ! 残念ながら僕はモノを作ることはできないけれど、販売者として、モノを作る人の愛情を、余すところ無く紹介する事が使命であり、僕の自己満足なんだと思いました