景徳鎮といえば、中国だけではなく、おそらく世界一の磁器の町と言っても過言ではないでしょう。
しかし今回、初めて景徳鎮の町へ来てみて一番感じたのは、「この景徳鎮、すこぶる景気が悪い!」という事です(^_^; 今までの景徳鎮を作ってきた国営工場はほぼ壊滅状態!昔のイチローのCMじゃないけれど、景徳鎮も「変わらなきゃ!」状態なのです!
景徳鎮 貴和祥 工場長皴俊(スーシュン)さん |
そんな中、僕は古き景徳鎮を捨て、新しい景徳鎮を作り出そうとしている一人の作家さんに出会う事ができました。
「今のままじゃ、ダメなんだ・・・」 が口癖の、皴俊(スーシュン)さんです! 中国の伝統模様にウルトラモダンを注ぎ込む若き作家の彼となら、どんな茶器でも作れてしまいそうです!
景徳鎮では壷や壁画をはじめ、本当に色々なものを作るのですが、 「色々なものを作っていては何も変わらない、とにかく商品の種類を絞ろう!」という事で茶器のみに絞って、新しい挑戦をはじめたのだそうです。 |