今回の「国際茶王賽」は、中国でも最高レベルの品評会です。見事1位になったお茶は、オークションで100g16万人民元(日本円で約230万円)で落札されたとマスコミ報道されました。
今回3位受賞のこの茶葉も、オークションに出せば林さんはかなり儲けることができたでしょう。 しかし彼はあくまで、「このお茶は天野さんのお茶だから。。。」と、儲けなんてほとんど無い価格で、オークション前に譲ってくれました。私は涙がこぼれました。
今から4年前、中国語もわからず(←今も解らないよ〜)、ダイナースクラブ発行の「SIGNATURE」の2000年11月号を頼りに、「安渓の有数の茶師」ということで特集されていた林震源茶師に会いに行きました。超アポなしです!
その時の出会いから4年経ち、こうして友情を育めたことに目頭が熱くなります。国や文化は違えども、お茶で熱くなりたい!という思いでは一緒なんですよね! そして、私も今回ほとんど利益なしの価格で皆様にご紹介いたします。 このお茶のアイデアは、お客様とのメールでのやりとりの上に生まれたものであり、彩香のお客様みんなの観音王だと思うからです。
林さんが、「自分は天野さんのアイデアを形にしただけ・・・」
とおっしゃったのと同じように、「今回のお茶はみなさまから頂いたアイデアを形にした」のです。ですから、お安くご提供させていただきたいと考えております。
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