宇治、宇治してても始まらない!

(2005.5.京都 電脳茶師)


■日本で始めてお茶が伝来された町 京都の宇治へ行ってきました〜!!

楽天市場で日本茶を販売している伊藤久右衛門の北村店長の案内で、京都の宇治へ日本茶の作り方を勉強しに行ってきました!
京都の町並みはとても趣深くて、心が落ち着きました。また実際にお茶を作ってみて、原料も同じお茶ですし、お茶作りの農家の方も、同じように熱い想いでお茶と向かい合っているのだと気づかされました。

僕だって、宇治宇治していられませんっ!



日本で始めて茶の樹が植えられたのは、ここ宇治です。それを物語るかのような自信が茶畑から伺えます。上品で美しい茶畑です。伸びたての新芽からはすでに甘い香りが漂います。空気はすがすがしく、水もきれいで、昼夜の温度差も激しい、お茶作りには最高の環境です。

茶畑の上に黒いビニールシートを被せて、光を遮断します。強い光が当たらない茶葉はゆっくりと成長し、甘み成分を蓄えます。結果旨みの強いお茶ができます。こうして出来たお茶は「かぶせ茶」、「玉露」と呼ばれます。
摘みたてのお茶を揉んでみます。微妙に酸化発酵しており、プンプン甘い香りが漂います。この香りは中国、台湾、インドでも同じでした。摘みたてのさわやかな香りは万国共通ですね〜!

日本茶の味わいを決定づける最も重要な製茶工程は、摘んだ茶葉を蒸す工程です。↑これが茶葉を蒸す機械。高温で蒸すことで茶葉の酸化発酵を止めます。

機械の一部をUPで見てみましょう。ここから茶葉が入ります。中は超高温。ちなみに中国茶は蒸さず、炒って発酵を止めます。

蒸された茶葉が出てきます。香りは爽やかさから、濃厚な香りへ変化しております。日本茶らしさが出てきました!
蒸したばっかりの茶葉をUPでご覧下さい。茶葉がせいろで蒸されたかのようです。お茶の細胞壁は崩れ、甘みや旨みが前面に出てきております。
蒸した茶葉を揉みこんでいきます。茶葉の細胞をさらに砕き、味を出しやすくし、香りを立たせます。この機械は中国茶作りにも必要な機械です。

こちらは自動でもみこんでくれる機械です。中国や台湾よりも、日本はかなり機械化が進んでいます。人間の手で作っていたら、非常に値段が高くなってしまうのだそうです。

揉み込んだ茶葉を乾燥させて、お茶を仕上げてまいります。味わいも香りも、そして見た目も製品に近い形になってまいりました〜♪


珍夜特急  〜彩香の買い付け日記〜
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