小龍包を焼いちゃいました

(2007.1.上海 電脳茶師)



上海出張前に、スタッフ前釜と話していたら・・・

天野「いや〜、これで上海出張は10回位かな〜。僕はもう上海の点心は極めちゃったかも〜♪何でも訊いて!って感じ。オーホホホ〜っ( ̄ー ̄ )」
前釜「私は上海の 焼き小龍包が大好きなんですよ〜!」
店長

「焼き小龍包っ?? あのね〜小龍包っていうのは蒸すものなんだよ!餃子じゃないんだから、焼きませんっ!
素人はコレだから困るよな」(*´o`*)=3

前釜

「…え?店長、焼き小龍包 食べた事ないんですか?」o(*o*)o

店長「・・・え? ええぇーーーーえっ(そんなのあるの?←心の声)( ̄□ ̄;)!!
そ、そりゃ・・・・ もちろん食べた事あるって!僕、上海出張10回だよっ!」( ;; ̄3 ̄)

・・・なんて会話をしてしまい、何とかギリギリ店長の威厳を保てました(保ててない・・・?)



というわけで、早速上海の 焼き小龍包のお店へとやってきました。

一仕事終えた後で、お腹がすきまくっていました。
日本でしか使えないはずの僕の携帯のバイブが鳴ったかと思ったら、単にお腹が、「グググググーーーっ」と鳴っていただけでした・・・。


 
お店は東京原宿の竹下通りのような雰囲気のところにありました。かなり並んでいて、20分ほど待ちます。並んでないと、逆にガッカリしてしまうというか、待てば待つほどワクワクしてしまうのは僕だけでしょうか?
中では職人さんが一心不乱、肉の餡を小麦粉の皮で包んでおりました。出来るだけ薄く、しかし破れないように!このバランスの絶妙さは食べてみれば分かります。
普通なら蒸すところを、ジュワーッと焼いています。小龍包の頭の部分って、捻じれていて皮が厚いのですが、それを下にして、破れないようにしているんですね。
小龍包を焼いてしまうなんて、いったい誰が考えたんでしょうね〜?
ようやく僕の番です。香ばしい香りがたまりませーん!
アイスクリームを揚げてしまったような驚きを覚えるのは僕だけでしょうか?(本日2度目)
皮はサクっサクっ。しかし、中からはジュワ〜〜っと肉汁が洪水のようにあふれ出してきます♪さすが本場!肉汁は調味料の入った中華スープではなく、豚肉とゼラチンからできています。肉汁がスゴイです。スゴイです。スゴイです。バカみたいに3回繰り返してみました。食べるのが勿体無い!

ふぅー、ご馳走さまです。焼き小龍包、メチャメチャうまいです!さすがに7個を一気に食べるとちょっとしつこいですが、でも、本当においしかったです。外サク、中ジュワーなこの2つのアクセントが堪りません。



珍夜特急  〜彩香の買い付け日記〜
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