５月某日、台湾に着くと、空はどんよ〜り蒸し暑く、雨も少し降っていました・・・。

飛行機も一時間くらい遅れて、ちょっとテンションも下がり気味〜。


台北にある鄭茶師のお店『 老吉子 』をのぞくと、お茶の新鮮な香りが漂う店内に、たくさんの受賞の楯が飾られておりました。

そして何やら、奥さん、鄭茶師、娘さんで忙しそうにしておりました。（←左の写真）

・・・と、そこで鄭さん登場！

と、少し日焼けした鄭茶師が、いつもの笑顔で迎えてくれました。

鄭茶師、実は３月から４月中旬まで、雲南省に行ってプーアル茶を作っておりました！だから、ちょっとガン黒なんです！（↓下の写真）

今、鄭さんが最も興味を持っているのは、「プーアル茶」作り。鄭さん曰く、「プーアル茶は人生の香りがする」だそうです。

今回、鄭さんは「よし！前回よりも、もっとたくさん作るぞ〜！」と、いろいろと準備をして、とても楽しみに雲南省に行ったんだそうです。

・・・しかし、現地はとても乾燥して芽が育っておらず、期待していた数量が作れなかったとのこと。樹齢数百年の大木を前に、自分の小ささを感じたそうです。

そういって出された、鄭茶師のプーアル生茶。


「（ニコリ・・・）ほら、すごくいい香りだ」

その時浮かべた満面の笑みは、少年のように純粋で、ひとつの香りを追い求めているパワーで満ち溢れていました！

お茶を語る鄭さんは、どこまでもカッコイイ！

お茶ラベルは、全て鄭さんの直筆！
鄭さんの優しさが伝わってくるような字なんです♪