さて、林茶師はものすごく几帳面な方です。
テイスティングする時は、時間も茶葉の量も、キッチリと計って淹れます。 そのキッチリとした性格は、『正宗木柵鉄観音』の命ともいえる、焙煎をする時も同じです。
ただし、一点だけ違うことは、焙煎具合は、時計や計りでは計れないというところ。
林茶師 | 「その日の湿度や気候によっても、焙煎具合は変わってくるからね。この3週間は、茶葉につきっきりなんだよ」 |
ピピピっとタイマーがなったら焙煎終了!なのではなく、茶葉の表情を観察しながら、林茶師の培ってきた経験でキッチリと計っていく。
そんな林茶師だから、何重にも香りが重なる芸術的な香りができるんだな〜、としみじみ思いました。。。
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