紹興酒の蔵元で

(2007.10.紹興 電脳茶師)



朝11時からお酒のティスティング
仕事って、大変です・・・(楽しくて)。




 「いや〜、中国出張はいい で ふ ね〜 ウキキっ」

・・・おっと、冒頭から大変失礼しました! 実は、出張で、紹興酒の蔵元にお邪魔し、テイスティングしていたんです。
 


屈託の無い笑顔がステキ!


王さんは、まだ若い方なので、「紹興酒にそんなに詳しくないのでは・・・。」なんて軽く見ていたんですね。

しかし、話しを聞いてみると、根っからの紹興酒好きだと解りました。

王さんのお父さんは、紹興酒の超大手の会社の幹部の方なんですって!だから、王さんは小さい頃から、紹興酒の工場で遊んだり、教えられてきたんです。

でも、王さんは、お父さんとは違い、大衆的に受ける紹興酒ではなくて、自分の思いを形にできるような紹興酒を作る為、小さな蔵元を経営しています。(彼の紹興酒の作りは、熟成の仕方が独特です。)
 
 

 


お昼を食べに、レストランへ!
MY紹興酒持参で、また飲む・・・。
今日も仕事がたくさんなのに、困ったな〜、あ〜困った(ウソ)



紹興は新しいビルがドンドン増えており、お金持ちがたくさん増えているそうです。

しかし、王さんは、お金よりも、好きなお酒を作る事。都会での豪華な暮らしよりも、田舎でのんびりと暮らす事。そんな精神的な部分を大切にしています。


紹興酒について語る時に見せてくれる嫌味の無い、楽しそうな顔、時折見せる真剣なまなざし・・・。

自分の仕事が好きで、使命感に生きていてる人って楽しそうで、幸せだな〜って思いました。

特にモノづくりをする人で、その商品に愛情があるか、無いかというところは決定的な要素だなと感じました。




珍夜特急  〜彩香の買い付け日記〜
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