鹿谷農会に侵入!

(2008.1.台湾・南投県鹿谷 スタッフ@マエガマ)


林載辨(りんさいべん)茶師のお店の近くに、台湾で一番大きな品評会を主催している『鹿谷郷(しかたにごう)農会』の茶業文化館とやらがあるという話を聞き、行って来ました!

着いてビックリ!とても立派な門構え(←)

文化館の名に相応しく、1階では「品評会受賞」や特産品を販売しており、2階では、お茶の博物館や教室がありました!
どうやら人気スポットらしく、南東県に来た観光客も次から次へと入っていきます。
↑博物館に展示される、歴代「特等賞(1位)」の受賞者の写真。かな〜り古い写真まであります!真ん中に写真がないのが気になります・・
林茶師発見!これは、民国81年(1992年)に受賞した写真です♪林茶師もなんだか若いですね〜!
そしてこれは、民国91年(2002年)に受賞した時の写真です。林茶師のお店でパチリ♪


最近「彩香」でもよく話題になります、お茶の『 品評会 』。
一体どんな風にして1位を決めているのか?ちょっと気になりますよね〜!
というわけで、品評会の大体の流れをまとめてみましたー!


(※参考写真:「鹿谷農会」文化館内に飾ってあった品評会のようすを激写!)
まず品評会の1ヶ月前くらいから「品評会」の募集が始まります。茶師は、自信のあるロットを品評会主催機関へ提出します。
そして緊張の当日。その茶葉から無作為にサンプルをとります。そ、その手の中に未来の「特等賞」が〜〜!
テーブルに、ズラ〜ッと全く同じ真っ白のテイスティングカップをならべ、お茶をしっかり量ります。この「鹿谷農会」の品評会では、茶葉の量は【3g】なんだそうです!

※お茶の種類、品評会の規定などによって茶葉の量、蒸らし時間、審査の基準は異なります!
そして、順々に熱湯を淹れて【6分】待ちます。濃ゆ〜く淹れた方が、お茶の雑感とか渋み、良くも悪くも個性がでてきますからね!
しかーし!一番手前にあるお茶は、お湯がちょっと冷めてしまって不利に!この順番も結構重要なポイントなのですm(_ _;)m


珍夜特急  〜彩香の買い付け日記〜
2000年2001年2002年2003年インド編2004年2005年
2006年2007年2008年2009年2010年2011年2012年