お茶の起源の地へ

(2011.7. 雲南省 シーサバンナ 電脳茶師)



樹齢数百年の古樹があちこちに・・・。

世界中で飲まれているお茶ですが、そもそも、どこで最初に生まれたのでしょうか?

 【答え】 中国 雲南省(うんなんしょう) 

お茶の起源には諸説ありますが、中国の雲南省という説が有力です。それもそのはず、中国雲南省には、樹齢100年以上の茶の樹が至る所に自生しています!

取引先に、「なんで、お茶が雲南省で生まれたんですかね?」と聞いたところ・・・。

こう答えてくれました。「雨季は、5〜11月と長く、土は酸性の赤土で、水をしっかり蓄えてくれます。雨季と言っても、ずっと雨が降るわけではなく、スコールと呼ばれる一時的な雨で、日照時間も豊富にあり、且つ、日差しも強いので、お茶には好条件の環境があったからです。」

周りを見渡すと、数百年の樹齢の茶の樹がたくさんあります。茶畑というより、お茶の森と言った様子です。


世界で一番大きな品種の葉も
僕の化顔の大きさには敵わない。。


さらに驚いたのが、この雲南省で育つお茶の葉です!

ビッグサイズの僕の顔と比べても、雲南省の葉が大きい事が解るかと思います。

この葉は、雲南大葉樹(うんなんだいようじゅ)と呼ばれる葉で、世界的に見ても大きくて、カテキン等の成分が豊富な事で有名です。

お茶を育てるのに最適な土地だからこそ、こんなに大きな葉に進化したと言えるでしょう。

お茶の樹の発祥の地、シーサバンナでは、今もお茶が進化を遂げているわけです。



珍夜特急  〜彩香の買い付け日記〜
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