jungpana茶園 part2

(2003.4.インド・ダージリン 電脳茶師)


ジュンパナ茶園の製茶工場です。摘まれた茶葉から香りを引き出します。

萎凋(いちょう) -揉念(じゅうねん) - 発酵(はっこう) - 乾燥 - 等級分け - 箱詰め -という製造手順を経て、我々の手元に届きます。

製茶は朝の3時頃に始まり、午前中には終わってしまいます。日中だと気温が高すぎるのでしょうね。
各製造過程では、その日の天候、湿度、気温、茶葉の状態に合わせて、製造時間や温度などを調整します。ここがマネージャーの腕の見せ所だとか・・。





 
萎凋(いちょう)です。茶葉をしおれさせ、水分を抜きます。茶葉が萎れないと次の工程でうまく発酵しないのです。約12時間程の工程。

気温、湿度、時間などがすごく大事です。茶葉がどんどん、ダージリンのアノ香りを持ってきます。あ〜この香り!ずっと嗅いでたい。 この機械がローリングマシーン!茶葉を揉む事で、お茶が持つ「酸化酵素」が酸素と結合し、発酵します。約20分。茶葉が小さくなります。


この機械は茶葉を乾燥させるドライング・マシン!発酵を止める為、中は超高温の熱風(90度)。20分くらいで乾燥していきます。
 
機械で茶葉を選別していきます。茎やらゴミやら、お茶にならない部分が取り除かれます。機械では完璧にお茶の選別が出来ないため、最終的には人の作業でお茶が選別されます。大変な作業。
出来たばかりのダージリンをティスティング!いやはや、茶葉から沸き立つ香りがたまらないです。ずっと鼻をつけて離さない。<おまけ>ジュンパナの茶園はISOの認定を受けています。毎年ベスト10には必ず入る名門茶園です。<おまけ> ジュンパナのゲストハウス!茶園には、バイヤーなどが宿泊できる施設がある。ホテルより温かみがあってナイス!


珍夜特急  〜彩香の買い付け日記〜
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