インドのティスティング

(2003.4.インド・ダージリン 電脳茶師)


ダージリンのティスティングをする時は、ティスティングカップをだいたい40個くらい並べて、一気に飲んでいきます。

現地でそんなに時間がないという事もありますが、一気にまとめて飲んだ方が比べやすい事と、ダージリンのお茶は中国茶に比べて、特徴がはっきりしていて解かりやすいということもあります。

お茶を淹れて、茶葉はティスティンググラスの蓋に乗せ、10〜20分くらい置いておきます。【左のような感じです】

10分くらい経って、茶葉から香りが消えているお茶は、残念ながら僕の求める基準に達するものではありません。8割方のお茶はこの時点でダメになります。

お茶の方もかなり冷めてしまいますが、実はティスティングは冷めている方がやりやすいんです。美味しくないお茶は冷めるとごまかしが効かないです。これは中国茶でも同じですが、冷めると苦味が際立って出てしまうんですね。

 



珍夜特急  〜彩香の買い付け日記〜
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