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上海から3時間ほど電車に揺られると杭州に到着します。杭州と言えば西湖!まさにこの世の天国であります。マルコ・ポーロも絶賛したというこの湖、一周するのに歩いて半日かかります。中国ではハネムーンの定番だとか。 | 西湖の真ん中には島があります。小さな船やフェリーで行けます。船上レストランもあるんですよ。船上レストランと言っても、船の上にレストランがあるのではなく、一つの船が一つのテーブルなります。もちろん調理場の船もあるっていうからスゴイ! | 突然ですが、店長@天野でございます。早速小さなボートで島まで行きます。危なっかしいボートの方が楽しいですよね〜やっぱり!船の運転手さんとの会話も楽しい(^0^) | はい、みなさん、中国茶学の複習でございます。良いお茶の採れる環境の条件は何だったでしょうか?「・・・」ちゃんと覚えて下さいよ。霧の出る環境です!ここ西湖も霧に包まれてました。 |
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西湖の周りにはこのようにお茶を飲ませてくれる庭園のような所が多く見受けられます。 | 龍井茶の香りを感じながら、西湖の景色に心を奪われる・・・。まさに極楽でございます。 | こちらでは龍井茶を量り売りしておりました。杭州のお茶屋には龍井茶が何種類もあります。値段も全然違うのでビックリしますよ。 | 極めつけは杭州名物・龍井エビ!エビに龍井茶を混ぜて炒めて作ります。龍井茶が良い香りを奏でます。さっぱりとしていてメチャうまです。 |
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茶畑の中に中国茶葉博物館があります。中国茶の唯一の国立博物館でございます。写真の撮影に関しては、係の方に許可をいただきました。 | お茶の歴史、種類、栽培されている地方、地域によって特色のあるお茶の飲み方・作法などを写真や模型、図、パネルを通して記述・説明・展示した博物館です。 | この博物館、当たり前ですが日本語の説明文はございません(>_<)中国語と英語でした。外は龍井茶の畑で囲まれております。博物舘の庭には茶の仙人「陸羽」の像がありました。 | 乾隆帝に謙譲された獅峰にある18本の龍井茶です。現在はコンクリートで囲まれております。乾隆帝って鉄観音を絶賛したり、碧螺春(ピールーチュン)を謙譲させたりと相当のお茶好きですよね(^^;) |
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この井戸を掘った際に龍の形の石が現われ、それ以後、この井戸は龍井(ロンジン)と呼ばれるようになったそうです。それが村の名前にもなり、お茶の名前にもなって、「龍井茶」が生まれたのですね。 | 中国を大干ばつが襲った事がありました。その時でも、この龍井泉だけは、水が絶えることがなかったそうで、龍が住んでいると言われております。そして人類が滅望の危機に陥る時には、龍がこの泉から出てきて、人々を救ってくれるということです。う〜ん、スケールがでかい! | この泉の水をかき混ぜると、龍の髭のような波紋が出来ると言われています。
どうです?龍の髭に見えますか?余談ですが、この泉の中に2匹の小さな魚がいました。 まさかこの魚が龍の正体なんでしょうか?まさか、そんなわけありませんよね。 | (虎抱泉)コホウセンは天下第三泉と言われ、名水がとれます。表面張力が強く、硬貨が水に浮きます。この虎抱泉の水で龍井茶をいれると最強にうまいという、何と言っても龍&虎の中国ゴールデンコンビ!今ではペットボトルでこの水が売られてたりします。 |