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昨日はいっぱい眠れました(^^A)やはり、台湾の山々も朝方は霧に包まれます。霧の出る環境はよいお茶の採れる必須条件ですよね!空気もうまかったなぁ。 | ブーッブーッ、なんだかバスがやってきました。茶摘のためにたくさんの女性がバスに乗り込みます。朝の6時から大変です。でも台湾の女性はとっても元気(^0^)みなさん、窓からバスに飛び乗るんですもの! | 私は少し遅れて畑へ行きました。台湾茶の茶摘みの頃は春、夏、秋、冬です。しかし夏茶は販売に耐えうる商品にはならないケースが多いのだとか。烏龍茶は気温等にメチャクチャ左右されます。ですから烏龍茶は一部地域のみでしか生産されないのです。やはり福健省と台湾が最適な気候です。
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台湾の茶畑はこのようになだらかな斜面が続きます。あと特徴としていえるのは「ビンロー」という台湾式チューインガム?の採れる木(椰子の木みたいな木です)が並んでいることです。実は怪しげな果物なのですが・・・。 | こちらは最近人気の金萱種。透明感のある綺麗な黄緑色で、生き生きとした葉が特徴です。日本の茶畑は手入れが行き届いているが、台湾は雑草も生え放題!あまり過保護に茶木を育てると、烏龍茶独特の良い香りが生まれないんです。
| こちらが青心烏龍という品種です。台湾茶の40%がこの品種の烏龍茶なんです。中国福建省の武夷山から持ち帰った烏龍茶36株の苗木も、この青心烏龍茶です。台湾茶の原点がこの青心烏龍にあります。 |
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こちらは四季春という品種の苗木!台湾の農家はだいたいが有機栽培でございます。国の政策として、茶の有機栽培が推奨されており、有機肥料が国より無料で配られます。烏龍茶が体に良いというのは無農薬栽培にも関係しています。
| おっ、(@_@)/向こうでは既に茶摘みがされてますね。早速行ってみましょうε=┏(
・_・)┛ | さすが、手馴れたものです。ピシッピシッと摘んでいきます。職人技がものを言う。人件費の高い日本では機械で摘みますが、中国・台湾では手で摘みます。人件費の関係もありますね。 |
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私も早速挑戦です。うまく摘めるでしょうか?実は昔から茶摘みは憧れだったんです(^m^) | スカッ・・・スカッ・・グにゅ・・「ウっ・・・( ̄▽ ̄;)
! ・・・。う〜ん、素人にはなかなか、うまくは摘めないものです〜。 | 緑茶は茶葉をは1芯2葉(芽と2枚の葉)で摘みますが、烏龍茶は1芯3葉or4葉で摘みます。ある程度、成熟した葉の方が、発酵させた時に花や果物の香りが生まれやすいんです。「開面採(カイミェンツァイ)」と呼ばれる摘み方なんです(東方美人を除く)。
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やっとこれだけ取れました。結構大変です〜。この入れ物を見ても分かりますが、カゴの編み目は粗いです。摘んだ茶葉がムレないように(勝手に発酵がすすまないように)配慮されているんですって。 | かごがいっぱいになったら、量りにいきます。茶摘みの女性に払われるお給料は出来高払いになっているんですって。急げ急げε=┏(
・_・)┛ | 摘んだ葉の重さを量ります。この重さに応じて給料が払われるわけです。余談ですが、後で茶葉の入った入れ物を開けてみたら、重りがはいっていたなんて逸話も・・・。しかも3日続けて重りが発見されたんですって。「日本も台湾も女性は怖いっす」とおっしゃってましたよ。
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